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2002-01-29 ArtNo.28074
◆リライアンス、長距離電話ライセンス契約に調印
【ニューデリー】Reliance Industries Ltd(RIL)は月曜(1/28)、電信局(DOT:Department of Telecom)と全国長距離電話(NLD:national long distance)サービス・ライセンス契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが1月29日報じたところによれば、この日100クローのエントリー・フィーと400クローのパフォーマンス銀行保証を政府に提出したRILは、2002年5月からサービスを開始する。
RILは長距離電話(STD:Subscriber Trunk Dialing)ライセンスを申請し、政府から同意書(LOI:Letter of Intent)の発行を受けた4社中の1社で、既にBhartiは1月26日からSTDサービス“IndiaOne”を開始している。他の2社は政府系外国電話会社Videsh Sanchar NigamとConnecting Networks。STDサービスはこれまで国営Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)により独占経営されて来たが、Bhartiの参入で、第1ラウンドの価格競争がスタート、今後他のプレーヤーが参入することにより競争は一層白熱化する見通しだ。
政府は多数の長距離電話会社によるサービスを可能にするキャリア・アクセス・コードを承認したものの、一体どのようにそれが機能するのか、業界にも消費者の間にも多くの疑問が生じている。例えばBSNLが全国に設けた3200の交換施設の大部分は他社のアクセス・コードを処理する機能を備えていない。相互接続や料金のシェアに関するオペレーター間の合意も存在せず、セル式電話業者のライセンス条件はBSNL以外の長距離電話オペレーターと相互接続することを認めていない。また同ライセンス条件は5%を超える料金収入のシェアを認めていないが、民間長距離電話会社は5%を超えるシェアを要求するものと見られる。とは言え観測筋は、これらの問題はSTD市場が民間に開放されたことに伴う些細な障害に過ぎないと楽観視している。
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