【ニューデリー】今会計年度初め以来7ヶ月(2001/4-10)の外国直接投資の流入が20億米ドルを突破、前年同期の14億米ドルを51%上回った。
エコノミック・タイムズが1月25日、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)の調査報告を引用し伝えたところによると、自動認可ルートを通じたFDI承認額は、前年同期には承認額全体の16%を占めたが、今年初7ヶ月には25%に拡大した。
FDIの実際の流入額の承認額に対する比率は1996年の28.7%から2000年の52.2%に改善している。
調査回答者の56%がインドにおける事業の拡張を計画しており、35%は現状を維持すると回答した。
しかし報告書は、より多くのFDIを誘致するには、電力/輸送面におけるインフラのボトルネックや、税制、労働法、行政手続き等を改善する必要があると指摘している。