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2002-01-25 ArtNo.28056
◆IOC、US$16億オリッサ州製油所プロジェクト棚上げ?
【ブーバネスワル】オリッサ州政府の威信がかかった総投資額8000クロー(US$16.57億)、年間原油処理能力900万トンのParadip Oil Refinery Project(PORP)は、暫時棚上げされそうな雲行きだ。
インディアン・エクスプレスが1月22日、州政府筋の言も引用し報じたところによると、国営石油会社Indian Oil Corporation Ltd(IOC)取締役会は1月31日の会議で最終方針を決定するものと見られ、プロジェクトの実行が2004年まで繰り延べられる可能性が予想されている。
州政府の税制優遇措置のプロジェクトに対する影響の調査を委ねられたIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)は、ポジティブな報告を行ったもようだが、IOCの再検討委員会は同報告の内容も配慮した上で最終提案を行うものと見られる。取締役会は再検討委員会の提案を聴取した後、裁定を下す。
IOCは市況が低迷している現在、新規製油プロジェクトに莫大な投資を行うことに関心を失っており、代わりに既存のPanipath製油所とBarauni製油所を拡張することを計画している。IOCは600クロー(US$1.24億)を投じてパラディープに原油ポンプ・ステーションを設け、オリッサ州の不満を宥める計画とされる。
8312クローの製油所プロジェクトには、新人民党(BJD:Biju Janata Dal)/インド人民党(Bharatiya Janata Party /BJP)連立州政権の威信がかかっており、BJDの最高指導者Naveen Patnaik首席大臣は、バジパイ首相により起工式が主宰された同事業をペット・プロジェクトとして来た。 しかし業界観測筋は同プロジェクトがコストと時間の超過から胎死するのではないかと見ている。すでにプロジェクト・コストは1100クロー(US$2.28億)超過している。中央におけるDeve Gowda政権時代に懐妊したプロジェクトは、当時5年で完成するものと予想されていた。IOCは当初Kuwait Petroleum Corporation (KPC)と合弁で進めることを計画したが、KPCが途中で関心を喪失したため、単独で進める方針を決めた。しかし中央政権の頻繁な交替でプロジェクトは停頓を余儀なくされた。オリサ州政府とIOCの間の税制優遇措置を巡る意見の対立はプロジェクトを一層遅延させたと言う。
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