SEAnews 2002-01-25 ArtNo.28052

【チェンナイ】PC/AT互換機用のBIOS(Basic Input/Output System)や周辺機器の製造・販売を手掛ける米国ジョージア州ノークロス拠点のAmerican Megatrends Inc (AMI)は最近、タミールナド州チェンナイに開発センターをオープンした。
インディアン・エクスプレスが1月23日、ＡＭＩ創設者でもあるS Shankar社長の言を引用し伝えたところによると、10クロー(US$207万)を投じて設けられた同センターには当初専門スタッフ80人が配置される。システム・ソフトウェア領域の人材不足が同社の成長のネックになっているが、新センターの人員は初年度に25％程度増員される。アーキテクチャーとデザインは米国本社が、新センターは仕上げを担当する。インディアン・センターはまたある種のプロジェクトを手掛け、これらが完成されたなら、デザインから製品テストまで、全音階の業務が同センターに委ねられる。
ＡＭＩはネットワーク・ストーリッジ領域の大きな潜在性に注目しており、同ニッチにアグレッシブに照準を合わせている。世界は急速にデジタル化されつつあり、ネットワーク面における大規模記憶装置の需要が急増している。ＡＭＩはインターコネクティビティー、アクセス、災害復旧、セキュリティー関連の新技術の開発に取り組んでいる。
年商2億2000万米ドル(2001)のＡＭＩのインドにおける昨年の営業収入は7.6クロー(US$157万)で、今会計年度は10クロー(US$207万)を見込んでいると言う。