SEAnews 2002-01-22 ArtNo.28041

【ニューデリー】国内経済の低迷や野菜／小麦／米／茶／ビール／ピーナッツ／ゴマ油／アルコール等の値下がりに伴い2002年1月5日までの1週間の卸売物価指数(WPI)をベースにしたインフレ率は前週の2.02％をさらに0.06％ポイント下回る1.96％(暫定数字)と、4週間連続下降、歴史的最低レベルをマークした。昨年同期のインフレ率は6％だった。
デカン・ヘラルドが1月21日報じたところによると、同期間にはインド産モロコシ(jowar)、モロコシ、調味料、香辛料、大豆、砂糖、ヤシ油、ふすま等の値上がりに関わらず暫定ＷＰＩは161.5と、前週の161.7に比べ0.1％下降、前年同期の158.4に比べ1.96％アップした。
一方、2001年11月10日までの1週間の確定ＷＰＩは162.3と、これ以前に発表された暫定数字162を僅かに上回った。これに伴い確定インフレ率はこれ以前に発表された暫定数字2.47％から2.66％に上方修正された。
また2001年12月の農民を対象にした消費者物価指数(CPI-AL)は312、地方労働者を対象にした消費者物価指数(CPI-RL)314と、前月比1ポイントと2ポイント下降した。