1995-08-18 ArtNo.2802
◆<馬>テイラー・ウッドロー、地元と合弁で第3国市場開拓
【クアラルンプル】クアラルンプル軽便鉄道プロジェクト第1期工事(LRT-I)のフェーズ1とフェーズ2を請け負ったクアラルンプル・トランジット・グループ及び同プロジェクトの開発業者システム・トランジット・アリラン・リガンSdn Bhdの主要メンバーを務める英国企業テイラー・ウッドロー・インターナショナルは、マレーシア企業と提携し、第3国市場の開拓に乗り出す準備を整えている。
テイラー・ウッドローのブルース・ラッセル重役(MD)が16日語ったところによると、クアラルンプルのLRT事業は民間資金を利用した世界的にも最大規模のユニークな公共プロジェクトで、この種の方式は他の国にも応用が可能だ。中国、インドシナ、南アフリカ等には数多くの大規模なインフラストラクチャー・プロジェクトが存在し、同社がこうした方式を応用する機会は大きい。KLのLRTプロジェクトは2年で採算ラインに乗り、8年で投資を回収できる。1998年の英連邦競技会以前に工事を完了させることにも困難はなく、今日のセメント不足も特に大きな障害にはならないと言う。(STAR,MBT:8/17)
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