2002-01-18 ArtNo.28011
◆Avestha、アストラゼネカと結核治療薬の開発で提携
【ムンバイ】地元のバイオインフォマティクス企業Avestha Gengraine Technologies(AGT)は国際製薬大手AstraZenecaと、結核治療用の新薬を開発する調査協力協定を結んだ。
ビジネス・スタンダードが1月17日報じたところによれば、AGTはまた国際熱帯半乾燥地穀物研究所(ICRISAT:International Crop Research Institute for the Semi Arid Tropics)と、穀物の品種改良に関わる戦略提携を結んだ他、昨年は米国拠点のGenetic IDと提携し、恐らく東南アジア初の遺伝子組み換え作物(GMO:genetically modified organism)の国際検査・認証機関になった。
AGTのSarasjia Padmanabhan知的所有権(IPR)担当主任が同社ステートメントの中で明らかにしたところによると、同社は、バイオテクノロジーやバイオインフォマティクス領域のアウトソーシングを希望する国内や海外の企業に奉仕する最適な条件を備えており、これまでこうした領域における少なからぬプロジェクトを積極的に手掛けてきた。
稲の遺伝子研究や新品種プロットタイプの開発、品種改良技術、バイオインフォマティクス、遺伝子アルゴリズム等に関わる幅広い知的所有権を保持するAGTにはIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)、Tata group、Global Trust Bankが出資している。同社はまたタタ・グループが出資した最初のバイオテクノロジー企業でもある。AGTはKotak MahindraとKPMGを第2ラウンド資金(US$1000万)調達計画の国際顧問に指名したと言う。
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