2002-01-18 ArtNo.27997
◆朱鎔基首相、インフォシスの上海事務所開設を即座に承認
【バンガロール】中国の朱鎔基首相は17日、インドのトップ・ソフトウェア会社Infosysの上海オフィス開設要求を即座に承認した。
エコノミック・タイムズ電子版、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが1月17/18日伝えたところによれば、この日カルナタカ州バンガロールのインフォシス・オフィスでNR Narayana Murthy会長と会見後記者会見した朱鎔基首相は、「インフォシスの上海オフィス開設をこの場で認めた」と述べるとともに、「友好的隣国として中国はインドのソフトウェア領域における成功を誇りに思う。中国はハードウェア領域におけるナンバー・ワンであり、両国が手を携えるなら情報技術(IT)領域におけるスーパー・パワーになることができる」と付言した。
インフォシスのNandan Nilekani重役(MD/CEO)は、マスコミのインタビューに対し「上海オフィスを設けることをたった今承認された。必要なステップを踏んで支店事務所をオープンする」と語ったが、中国のIT専門家にインドで訓練を施す計画のその後の状況についてはコメントを控えた。
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