2002-01-17 ArtNo.27993
◆GAZ De France/Ras Gas、ペトロネットLNGに出資
【ニューデリー】インドの国営石油・ガス会社が合弁で設立したPetronet LNGにGaz De France(GDF)が出資、カタールのRas Gasも近く出資を決める見通しだ。
エコノミック・タイムズ電子版が1月15日報じたところによれば、GDFは15日、ペトロネットLNGに10%出資、後者取締役会の1席を得たと発表した。グジャラート州Dahejとケララ州KochiにLNG輸入ターミナルを建設するペトロネットLNGは、GDFの技術支援を得ている。GDFのJacues Gautier取締役(プロジェクト担当)がPTI通信に語ったところによると、ペトロネットLNGに2500万米ドルの出資を認めた同社は、先月、内500万米ドルを払い込み、Gautier氏がペトロネットLNGの取締役会に加わったと言う。
一方、ペトロネットLNGに年間750万トンのLNGを供給するカタールのRas GasもペトロネットLNGへの出資を検討している。Ras Gasの主要株主、Qatar General Petroleum Companyの会長を務めるカタールのA B H Al Attiyahエネルギー相は、「Ras GasはペトロネットLNGに10%出資する方針で、目下関係協議を進めている」と語った。ペトロネットのSuresh Mathur重役(CEO/MD)によるとRas Gasとの交渉は1、2ヶ月で合意に達する見通しだ。
ちなみにペトロネットLNGには、Indian Oil、Oil and Natural Gas Corporation、Gas Authority of India、Bharat Petroleumが出資している。
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