SEAnews 2002-01-17 ArtNo.27983

【ムンバイ】リレーションシップ・テクノロジー・ソリューションの指導的プロバイダー、NCR Corporationは、インドにおけるTeradata部門に600万～700万米ドルを投資、インドを東南アジア及びアジア太平洋地域におけるデータウェアハウジング・ソリューション“Teradata”関連の専門サービス・リソース・ベースにする計画だ。
インディアン・エクスプレスが1月15日伝えたところによれば、India Teradata Solutions GroupのB Amrish Rauビジネス・マネージャーは同紙に以上の消息を語った。それによると、同社はこれまで銀行・金融部門に照準を合わせて来たが、今年はテレコミュニケーション部門の開拓にも力を入れる。同社は世界的に金融、テレコム、小売市場を重点的に開拓している。
既にインド・スタッフをマレーシアやシンガポールに派遣しているが、将来はオーストラリアにも派遣する計画だ。
ＮＣＲはテレコム領域におけるデータウェアハウジング及びカスターマー・リレーションシップ・マネージメント(CRM)の効果や価値に関する啓蒙活動を進めているが、地元パートナー、Satyamとの協力にもこの方面の活動を含め、他の地元企業とも同領域で提携する計画だ。またインド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)等の教育機関と協力し、学生の間にTeradataに関する知識の普及を図ると言う。