SEAnews 1995-08-18 ArtNo.2798

【シンガポール】スコッツ・ホールディングズはスコッツ・ロードの28階建て高級サービス・アパート、ザ・アスコットに隣接して30階建ての別館を建設することを、原則的に認可された。
スコッツが16日発表したところによると、昨年8月に発表されたオーチャード・ロード界隈の開発ガイド・プランで、同地のプロット・レシオ(土地面積に対する床面積の比率)が4.66倍から6.16倍に高められたのに伴い、床面積を30％、従って約11万2000平方フィート拡大することが可能となった。目下同社はアスコットに隣接した駐車場を全て利用するか、一部の利用にとどめるかを検討している。いずれにしても別館の60％はサービス・アパートに充当され、1ユニット当たり1200～1500平方フィートのアパート40ユニットが設けられる。残りの40％は商業用途に当てられ、工事は今年末までに着工される。1997年にはオーチャード・ロード周辺のオフィス・スペース不足が予想されているため、同別館はこうした需要にも応じられると言う。(ST,BT:8/17)