SEAnews 2002-01-15 ArtNo.27979

【ムンバイ】年商1668クロー(US$3.45億)のPhilips India Ltdは、新年の第1週に若者をターゲットにした新リアル・フラット・カラー・テレビジョン(CTV)を発売した。
インディアン・エクスプレスが1月14日、フィリップス・インディアのRajeev Karwal上級副社長(家電製品担当)の言として伝えたところによると、現在ＣＴＶ26モデルをインド市場に投入している同社は、520万台／6500クロー(US$13.5億)の市場におけるシェアを2001－02年の8％から2002－03年の10％に引き上げることを目指している。また14、20、21インチの従来型ＣＴＶの成長率は6％前後と見積もられるが、リアル・フラットＴＶに関しては100％以上の成長実現を図る。このため同社は10種類の特徴を備えた新モデルを発売、その販促に力を入れている。フィリップスの既存ＣＴＶの価格は7990～49万9000ルピー(US$165-1万337)で、同社は最適な価格水準を維持する戦略を採用している。
フィリップスはまたオーディオ製品セグメントにMonosレーンジを紹介、オーディオ市場における指導的地位の維持を図る。この他、録音機能付きＤＶＤに続き、近く新たに5つのＤＶＤモデルを発売すると言う。