2002-01-11 ArtNo.27946
◆Bilt Chemicals、クエン酸工場を稼働
【ニューデリー】Thaparグループ企業のBilt Chemicals Ltd(BCL)はグジャラート州Barodaに設けたクエン酸工場の操業を開始、バイオケミカル・ビジネスへの進出を果たした。
エコノミック・タイムズ電子版が1月10日報じたところによると、BCLはこの日発表したステートメントの中で以上の消息を明らかにした。新プラントは年間2万5000トン以上のクエン酸製造能力を有し、一層の投資により技術的アップグレードが図られる。インドの消費者は、これまで主に一水和物クエン酸(monohydrate citric acid)を用いて来たが、新工場が稼働したことにより今後は無水クエン酸(anhydrous citric acid)にアップグレードできる。新工場がフル稼働した際には、製品の3分の2が輸出される。これによりインドはクエン酸の純輸出国になることができる。
年商4000クロー(US$4.14億)のBilt Groupに属するBCLは、紙製品、化学品ビジネスのマーケット・リーダーを自負している。
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