SEAnews 2002-01-10 ArtNo.27934

【ムンバイ】グジャラート州アーマダバード拠点のIntas Pharmaceuticalsは、ICI Indiaの製薬部門を70クロー(US$1450万)で買収する覚書を交換したもようだ。
ビジネス・スタンダードが1月5日、マーチャント・バンク筋の言として伝えたところによると、最終協定は数日中に調印され、正式の発表は1月11日以降に行われるもようだ。AndersenがIntas Pharmaceuticalsのために、同買収のアドバイスを提供したものと見られる。ＩＣＩ幹部は製薬部門の売却交渉を進めていることを認めたものの交渉相手の社名を明らかにすることを控えている。
タミールナド州チェンナイ近郊Ennoreに設けられたＩＣＩの製薬施設は、英国の親会社ICI Plcのスタンダードに基づいて設計されている。ＩＣＩインディアは、心血管、麻酔、消毒剤関連の製薬業務を手掛けており、大部分の製品は同社が独自開発したもの。製薬ビジネスはＩＣＩインディアの売上の6～7％を占め、輸出売上が製薬ビジネスの約25％に貢献している。US Vitamins、Pharmacia India、Nicholas Piramal等もＩＣＩインディアの製薬ビジンスに関心を寄せていたとされる。