【ニューデリー】今年上半期(2001/4-9)のパーソナル・コンピューター(PC)販売台数は80万3000台と、昨年同期に比べ4%の落ち込みを見た。また昨年下半期に比べれば、落ち込み幅は23%に達する。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが1月9日報じたところによれば、情報技術(IT)製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association of Information Technology)は8日、Indian Market Research Bureauがまとめた以上の調査データを発表した。MAITは、このため2001-02年通年のPC販売予測を245万台から165万台に下方修正した。2000-01年通年の販売実績は180万台だったことから、今年通年のPC販売は8.3%のマイナス成長を遂げることになる。
今年上半期のこうしたPC販売の落ち込みは主にノンブランドPCの不振に伴うもので、この種のPCのシェアは44%に縮小した。その反面多国籍ブランドのシェアは昨年上半期の24%から36%に拡大、地元ブランドのそれも17%から20%に拡大した。
またビジネス向けPC販売が1.5%のプラス成長を遂げたのに反し、家庭向けは11%の落ち込みを見た。この結果、ビジネス部門のシェアが78%に拡大した。