NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2002-01-08 ArtNo.27920
◆FMCG、11月の営業額3.4%ダウン
【ムンバイ】FMCG(Fast Moving Consumer Goods:食品/飲料/包装消費財/医薬品等回転の速い消費財)産業の市況は引き続き低迷しており、2001年11月の売上は3.4%の落ち込みを見た。
エコノミック・タイムズが1月4日、市場調査会社ORG-MARGの発表を引用し報じたところによれば、僅かな慰めは、2001年9月の-3.5%、同10月の-4.9%に比べ落ち込み幅が縮小したこと。
CadburyやBritannia等の一部企業を除き、Nestle、Dabur、Reckitt Benckeiser India等の売上は何れも不振で、FMCG最大手、Hindustan Leverの営業額は10月同様8.3%の落ち込みを見た。しかし練り歯磨きについては、Pepsodentが過去4ヶ月来最高の14.2%の成長を記録、 またスキンケアやシャンプー等のパーソナルケア領域にも成長が見られた。しかし洗面用石鹸、ティーパック、固形洗剤、スキン・クリーム等の売上は引き続き下降した。
Britanniaのプラス成長基調は持続しているものの、伸び率は3.8%と、10月の5.2%を下回った。
ビスケットに関しては、Tigerの売上が、同部門の平均3.3%の伸びを遙かに上回る14.9%の成長をマークした。タイガーはチーズ・ビジネスも快調で、14.9%の成長を実現した。
Cadburyは3ヶ月連続のマイナス成長を脱し、4.4%のプラス成長を回復、Cadbury Dairy Milk(CDM)とBournvitaの売上は何れも良好だった。CDMの売上は10月の3.2%を上回る8.1%、営業額全体の70%に貢献するチョコレートの売上は4.5%、6ヶ月連続のプラス成長を続けるBournvitaのそれは11.1%、それぞれアップした。
Colgateの11月の営業額は7%の落ち込みを見たものの、10月に比べ改善した。しかし、NestleとReckitt Benckeiserの営業額は10月を上回る-4.7%と-13.3%の落ち込みを見、SmithKlineBeechamは10月と同様、7.9%のマイナス成長を記録した。
経済全般の落ち込みや消費者支出の低迷がFMCGの売上に影響を及ぼした他、原料価格の下降に関わらず、FMCGプレーヤーのマージンは引き続き未組織部門(unorganised sector)の侵食を被った。こうした中で、FMCGプレーヤーは、サプライ・チェーンの合理化や効率アップを通じて流通コストの削減を図っており、ディスカウント・ストアが業界の新たな流行語になっている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.