1995-08-17 ArtNo.2791
◆<馬>パン・マレーシア・セメント、拡張計画2件推進
【クアラルンプル】パン・マレーシア・セメント・ワークスBhd(PMCW)は、向こう3年間に国内のセメント需要が年率12%の成長を見ると予想、50%出資のアソーシエーテッド・パン・マレーシア・セメントSdn Bhd(APMC)を通じてペラ州カンタン及びジョホール州パシル・グダンにおける製造規模の拡張を図っている。
PMCWのザイナル・ラジャ・スライマン会長が年次報告書の中で明らかにしたところによれば、APMCは8億Mドルを投じてカンタンに年産180万トンのキルンを建設、またパシル・グダンには1億2000万Mドルを投資して年産75万トンのセメント製造工場を建設する。これによりAPMCのクリンカー年産能力は460万トン、セメントのそれは530万トンに達する。パシル・グダンにおける同プロジェクトはAPMCが51%出資するサザン・セメント・インダストリーズSdn Bhdにより進められる。APMCはまたベトナム政府と合弁でホーチミン市に年産12万立米、投資額250万Mドルの生コン製造施設も設けている。(STAR:8/16)
|