2002-01-07 ArtNo.27902
◆Caraco、米国食品薬品局から糖尿病治療剤の仮認可取得
【ムンバイ】地元製薬会社Sun Pharmaceuticals系列のCaraco Pharmaceutical Laboratoriesは、米国食品薬品局(FDA)から糖尿病治療に用いるメトフォルミン塩酸塩(metformin hydrochloride)錠剤の製造/マーケッティングに対する初歩的認定証(preliminary approval)を取得した。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが1月4日報じたところによれば、CaracoのNarendra Borkar重役(CEO)はそのステートメントの中で以上の消息を明らかにした。それによるとメトフォルミン塩酸塩錠剤に対する認定は、CaracoがFDAに提出した一連の申請書の1つに対するもので、他の5つの申請に対する認可も今年末までには下りる見通しだ。
メトフォルミン塩酸塩の米国における市場規模は18億米ドルと見積もられ、目下、グルコファージ(Glucophage)商標でメトフォルミン塩酸塩を販売しているBristol Myers Squibの特許権は2003年9月に失効する。
Caraco Pharmaceuticalは昨年、3種類のジェネリック薬品-カルバマゼピン(carbamazepine)の咀嚼可能剤/クロナゼパム(clonazepam)/フルルビプロフェン(flurbiprofen)-に対するFDA認定証を取得した。
Caracoに研究開発(R&D)支援を提供するSun Pharmaは、25種類のジェネリック薬品に関わる技術支援を約束しており、この内9種類の薬品の技術が既に提供されている。
Caracoはジェネリック薬品及びプライベートラベル処方薬の開発/製造を手掛け、国内の主要卸売/ディストリビューション・チェーンに供給している。
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