【コルカタ】インド全国の港湾労働者8万人以上が、主要港湾の法人化に反対し、1月22日にストライキを実施する。
エコノミック・タイムズが1月3日伝えたところによると、カルカッタ港Mazdoor海岸労働者組合(Calcutta Port and Shore Mazdoor Workers Union)のHemlal Chatterjee総書記は2日記者会見し、以上の方針を明らかにした。それによると、全国港湾労組の代表は先月会合し、今月22日にまる一日罷業する方針を決めた。
インド政府は昨年、全国の主要11港を法人化するための法案を国会に上程した。チャタジー総書記によると、法人化は大量の人員整理をもたらすが、国内港湾業務の効率改善を何ら保証していない。港湾業務の効率改善は港湾当局の裁量権を拡大することにより初めて実現される。インド政府は1995年に港湾の民営化を認めたが、法人化が港湾業務の効率化につながると言う説に根拠はないと言う。