【ニューデリー】今年初8ヶ月の二輪車販売台数は、スクーターとモーペッドの販売が引き続き下降線を辿ったにも関わらず、モーターサイクル販売のブームに支えられ、昨年同期の244万台から272万台に11.5%%の成長を見た。
エコノミック・タイムズが12月20日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)のデータを引用し伝えたところによれば、年初8ヶ月のモーターサイクルの販売台数は昨年同期の136万台から179万台に31.4%増加した。しかしスクーターの販売台数は昨年同期比1.3%減の61万台、モーペッドは同30.4%減の31万台(45万台)にとどまった。
各社のモーターサイクル販売台数を比較すると、Hero Hondaは35.1%増の89万台(66万台)、Bajaj Auto Ltd(BAL)は18%増の43万台(36万台)、TVS Motorは10.5%増の25万台(23万台)、Yamaha Motor IndiaはCrux Rの好調に支えられ63.4%増の13万台(8万5006台)、LMLは364.6%増の2万8430台、新参のKinetic Engineeringは2万9968台を販売した。しかし大型バイクを専門に手掛けるRoyal Enfield Motorsは0.8%減の1万3849台にとどまった。
スクーター市場ではマーケット・リーダーのBALが8.8%増の26万台、TVS Motorが4.6%増の10万台、LMLが24%減の9万1198台(12万台)、Kinetic Motor Companyが0.1%減の7万9242台(7万9366台)、Maharashtra Scootersが43.9%減の4万748台、新参のHonda Motorcycle and Scooter Indiaが2万5940台を、それぞれ記録した。
モーペッドについては、TVS Motorが30.9%減の17万台(25万台)、Kinetic Engineeringが30.6%減の6万7153台、Majestic Autoが16.2%減の4万7186台、BALが43.9%減の2万6754台と、軒並み売上を下降させた。