2001-12-21 ArtNo.27863
◆ジンダル、Vishnupriya Steelの買収見合わせ
【ムンバイ】O P Jindalグループは、年産22万5000トンの冷間圧延(CR)プロジェクトを手掛けるアンドラプラデシュ州ハイデラバード拠点のShree Vishnupriya Steel(SVS)の買収を見合わせた。
ビジネス・スタンダードが12月20日、ジンダル幹部の言として報じたところによると、元々金融機関の求めに応じて立案されたSVS買収パッケージは、ほぼ完成し、金融機関に既に提出したが、最終段階になって金融機関が受け入れ困難な複数の条件を追加したため、買収計画の実行を見合わせる方針を決めたと言う。同幹部は買収パッケージの詳細や金融機関側が追加した新条件について語ることを控えた。
ジンダル・グループは、特別会社を設立して、SVSの買収を図ることを計画していた。同特別会社にはJindal Vijaynagar Steel Ltd (JVSL)とJindal Iron & Steel(JIS)及び金融機関が出資するはずだった。
アンドラプラデシュ州Nandayalに位置するSVSはカルナタカ州Thorangalluに設けられたJVSLのユニットと、250キロを隔てるのみで、Thorangalluへのプラントの移転は難しくない。金融機関はSVSに既に100クロー(US$2081万)を融資、別に100クローを融資することを認めていた。(SEAnews:2001-08-10号参照)
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