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2001-12-20 ArtNo.27860
◆インフォシス、SANソリューション市場開拓に照準
【チェンナイ】カルナタカ州バンガロール拠点のソフトウェア企業Infosys Technologies Ltd(ITL)は、急成長するSAN (storage area network)ソリューション市場を開拓する狙いから1)“SANプロトコルの開発(SAN protocol development)”、2)“SAN管理システム(SAN management systems)”、3)“異なるSANシステム間の相互運用性(interoperability between different SAN systems)”の3領域におけるコンピテンシー強化を図っている。
ビジネス・スタンダードが12月18日報じたところによると、ITLのSAN&ワイヤレス担当プロジェクト・マネージャー、Rajesh Vaithalingam氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、SANソリューション市場は年率50~100%の成長が見込まれ、2004年には500億米ドルに達する見通しだ。
SANはコミュニケーション・インフラと管理層(management layer)から成り、前者は物理的な接続を提供、後者は接続装置/記憶装置/コンピューター・システムの有機的統合を実現する。サーバーの背後で機能するSANは通常、“ファイバー・チャンネル”や“ATMスイッチ”として知られる超高速転送技術をベースにしている。ネットワーク・スイッチとサーバーのディスク・ストーリッジ・システムのシームレスな結合が困難なインターネット・プロトコル(IP)技術の応用は、現状では、実用的でないと見られているが、アナリストらは遠からずIPネットワークがファイバー・チャンネルに取って代わるものと予想している。
ITLは今年3月にSAN関連のコンピテンシーを強化する方針を決定、これまでに記憶装置の新規格iSCSI(Internet Small Computer Systems Interface)に準拠したプロトコルとSAN管理のためのベーシック・モジュールをほぼ完成した。
Brocade、Q Logic、Giant Loop、Gadzoo、Veritas等のSANベンダーはSANマネージメントや相互運用ソフトウェアの開発に多大な時間を費やすことを望んでいない。このためITLはこれらのベンダーを主要なターゲットにしている。
SANビジネスの最大の原動力は、既存記憶装置の持つ限界である。既存のソリューションは記憶装置のキャパシティーにより制限され、その範囲においてマネージメントやメンテナンスを必要としている。この種のソリューションはベンダー独自のもので一般に互換性がないことから、ユーザーは特定のベンダーに縛られることになる。SAS(Server Attached Storage)やNAS(Network Attached Storage)は有る程度のスケーラビリティーを備えているものの、従来型のモデルに基づくソリューションで、市場の需要を満たすに至っていない。こうした中でSNIA (storage networking industry associations)はオープン・スタンダードのソリューションの開発を目指しており、同領域には大きなビジネスの潜在性が存在すると言う。
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