SEAnews 2001-12-20 ArtNo.27858

【ニューデリー】昨年(2000-01)の消費者用電子製品輸出は、一昨年の450クロー(US$1.05億)から620クロー(US$1.35億)に38％の成長を見た。
インディアン・エクスプレスが12月17日、電子製品／コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)のDK Sareen常務理事(ED)の言を引用し伝えたところによれば、カラー・テレビジョン、ＰＡ(Public Address)システム、時計、ビデオ・レコーダー、腕時計等が輸出成長の牽引役を務めた。
ＣＴＶの生産は570万台と前年と同レベルにとどまったものの、輸出額は前年の79クロー(US$1800万)から187クロー(US$4100万)に136％の成長を記録、消費者用電子製品輸出のトップの座を守った。ＣＴＶの主要輸出先としては、アラブ首長国連邦、スリランカ、シンガポール、英国、ポーランド、バングラデッシュ、イラン、スペイン、オーストラリア、香港、ケニヤが挙げられる。
しかし白黒ＴＶの輸出は前年の33.04クロー(US$768万)から28.63クロー(US$623万)に減少した。
ＣＴＶに続く品目のＰＡシステムの輸出は前年(94.35ｸﾛｰ)比56％アップ、欧州向けは前年の37クロー(US$900万)から99クロー(US$2200万)に、カナダ／米国向けは38クロー(US$900万)から91クロー(US$2000万)に、それぞれ拡大した。