2001-12-18 ArtNo.27835
◆Sterlite/IndoGulf、HZL政府持分買収レースで再度対決
【ムンバイ】Sterlite IndustriesとAditya Birlaグループ傘下のIndo Gulf Corporationは、Hindustan Zinc Ltd (HZL)の26%の政府持分に再度入札する方針を決めたようだ。
インディアン・エクスプレスが12月15日、消息筋の言として伝えたところによれば、政府持分処分省(disinvestment ministry)の代表も参加して最近開かれた会議には、SterliteとIndoGulfの他、地元のBinani Zinc、英国企業Metdist Group of Companies、ロンドン拠点のAllied Deals、スイス拠点の国際資源・エネルギー商社Glencoreらが参加、Metdistを除く全ての参加者が再入札を行う意向を表明したようだ。前回の入札では、最終段階でIndoGulfが入札を見合わせ、Sterliteがただ1社入札したが、政府は最低留保価格を下回たとの理由でこれを棄却した。
今回の入札では、入札書類は今月末までに提出され、政府持分処分の全ての手続きは来年2月末までに完了する。政府持分処分省は1月10日までに株主協定の詳細を詰め、2月半ばに最終入札を募集する見通しだ。
最近の会議では、公開買付提案が既存株主により全面的に受け入れられなかった際に、10%のシェアを6ヶ月以内に追加購入するコール・オプションを落札者に認めることが提起された。また経営支配権問題が、主要議題として取り上げられ、11人の取締役会メンバーを縮小し、コスト削減を図る問題も話し合われた。入札者らは戦略パートナーが4人、政府が3人、合計7人の取締役を指名することを提案したもようだ。
|