【ニューデリー】O P Jindalグループ傘下のステンレス・スチール・メジャー、Jindal Strips Ltd(JSL)はIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)及びIndustrial Development Bank of India (IDBI)と200クロー(US$4162万)のローンのリファイナンス問題を協議している。
エコノミック・タイムズが12月15日消息筋の言として伝えたところによれば、JSLは、地元金融機関とのリファイナス交渉を通じて現在平均14.5-15%の金利を11.5-12%に引き下げることを目指している。JSLは同時にルピー建てローンを部分的に変動利付き外貨建てローンに転換することを計画している。JSLは現在未返済の500クローの借入を有し、平均金利は14.5%になっている。金融機関筋によれば、JSLが金利の差額を先払いするならリファイナンスに応じる用意があり、債権金融機関のリーダーがJSLとの交渉に基づき裁定を下す見通しだ。
JSLが外貨建てローンへの転換を希望するに至ったのは、North American Stainless SteelにAISI 304グレードのステンレス・スチール・スラブを納入する総額5500万米ドルの契約を獲得したためと見られる。しかしJSLはまだ外貨建てローンに転換するルピー建てローンの額を決めていない。JSL筋によると、同社の既存の変動利付き外貨建てローンの金利はピーク時の8-9%から3-4%に下降している。予想される輸出収入は、外貨建てローンのヘッジに役立つため、ローンのスワップは同社にとって金利面で大きなメリットがある。目下同社の変動利付き外貨建てローンは2500万米ドルにのぼると言う。