2001-12-17 ArtNo.27829
◆マイクロソフト、インド・インターネット市場の開拓目指す
【ムンバイ】Microsoft Corpは、既存のサービス・プロバイダーと手を結びインドのインターネット・アクセス市場に進出する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが12月14日報じたところによると、マイクロソフトのYusuf Mehdi副社長(MSNパーソナル・サービス&ビジネス担当)はロイター社に以上の消息を語った。それによると、マイクロソフトは、ワイヤーラインやワイヤレスのサービス・プロバイダーと手を結び、何らかの方式でインド市場に進出する可能性を検討している。インターネット・アクセス事業を自ら手掛けるか、既存のサービス・プロバイダーと手を結ぶか、方針は決まっていない。インドではワイヤレス・プロバイダー、ケーブル業者、電話会社等との幅広い提携の機会が存在する。マイクロソフトは米国においては主要な電話会社と提携し、高速インターネット・アクセス・サービスを提供、AOL Time Warnerと市場シェアを争っている。
Mehdi氏は開設以来1年を経たMSNインターネット・ポータルの進捗状況を視察し、将来の機会を探る狙いからインドを訪れたもので、昨年9月にビル・ゲイツ会長により旗揚げ式が催されたインターネット・サイト“www.msn.co.”は現在330万人のユーザーが存在し、スタート以来100万人ほど増加している。
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