2001-12-17 ArtNo.27822
◆ブーシャン、オリッサ州に鉄鉱山と炭坑のリース申請
【ブーバネスワル】オリッサ州に年産120万トンのスチール・プラントと270MW(メガワット)の自家発電施設の建設を計画するBhusan Steel Ltd(BSL)は、州政府に鉄鉱山と炭坑のリースを申請した。
インディアン・エクスプレスが12月14日、オリッサ州政府筋の消息として伝えたところによれば、BSLはSundergarh県Mankadnacha鉄鉱山のリースを希望している。同鉱山には3億7000万トンの高品質な鉄鉱石が存在するものと推定されている。
しかしBSLの鉄鋼プロジェクトが比較的小規模なことも有ってオリッサ州政府はリースに消極的姿勢を見せているようだ。州政府は当初Tata Iron and Steel Company Ltd(TISCO)に同鉱山のリースをオファーしたが、TiscoがGopalpur鉄鋼プロジェクトを棚上げしたため、リースも沙汰止みになった。
BSLは第1期プロジェクトでは600クロー(US$1.24億)を投じ、2004年12月の完成を目処に年産60万トンの鋼片(steel billet)プラントを建設、第2期プロジェクトでは1300クロー(US$2.7億)を投じて2006年までに年産120万トンの熱間圧延(HR)コイル・プラントを設ける計画だ。
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