【ニューデリー】商工省傘下のダンピング調査当局は米国、欧州連合(EU)、日本、カナダから輸入される冷間圧延(CR)ステンレス鋼板に暫定反ダンピング税を課すよう提案した。
インディアン・エクスプレスが12月12日、報じたところによれば、反ダンピング税は政府公報により関係発表がなされた日から即日徴収される。米国から輸入される全てのグレードのCRステンレス鋼板にキロ当たり0.82米ドル、日本製には同0.70米ドル、カナダ製には同0.20米ドル、EU製には同0.37米ドルが科される。
これ以前に地元紙は、商工省傘下の反ダンピング/関係税総局(DGAD:Directorate General of Anti-dumping and Allied Duties)がJindal Strips Ltd(JSL)の訴えに基づき調査を開始したと報じるとともに、「米国産CRステンレス鋼板に対する反ダンピング調査は初めてのこと」と伝えていた。(SEAnews:2001-10-01参照)