2001-12-14 ArtNo.27802
◆ブーシャン、オリッサ州にUS$4億新鉄鋼プラント計画
【ブーバネスワル】ニューデリー拠点のBhushan Steel Ltd(BSL)は2000クロー(US$4.16億)を投じて豊富な鉄鉱資源を有するオリッサ州西部に総合的な鉄鋼プラントを設ける。
ビジネス・スタンダードが12月12日伝えたところによると、プロジェクトは2段階に分けて進められる。第1段階では600クロー(US$1.25億)が投じられ、2004年の完成を目処に年産60万トンのビレット製造施設が設けられる。第2段階では1300クロー(US$2.71億)が投じられ、2006年までに年産120万トンの熱間圧延(HR)コイル製造施設が設けられる。同プロジェクトの一環として、270MW(メガワット)のキャプティブ発電施設も建設される。生産されたHRコイルは、BSLがインド国内の何れかに設ける冷間圧延施設の原料として使用される。
消息筋によると、BSLのNiraj Singhal重役(MD)が目下オリッサ州鉄鋼・鉱業部のR N Bohidar次長と関係問題を協議している。オリッサ州政府はBSLから提出された覚書草案に検討を加えており、各種条件が詰められた後、最終協定が調印される見通しだ。
BSLは1995年に年産100万トンのスチール・プラントをDaitary地区に設けることに関する覚書をオリッサ州政府との間で交換したが、結局実現しなかった経緯が有る。
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