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2001-12-11 ArtNo.27787
◆IOC、マンガロール製油所権益買収検討
【ニューデリー】国営Indian Oil Corporation (IOC)は、Aditya Birlaグループが売却を希望するMangalore Refineries and Petrochemicals Ltd (MRPL)の37.5%の持分を買収する可能性を検討している。
ビジネス・スタンダードが12月10日報じたところによると、MRPLのプロモーター、AVビルラ・グループとHindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)は、年間処理能力900万トンの赤字経営製油所権益の価格を巡り論争している。ビルラ・グループは当初IOCにその持分の売却を図ったが、その後交渉相手をHPCLに改めた。しかしMRPLに対等出資(37.5%)するHPCLは、ビルラ・グループが提示した1株16ルピーの売値を大幅に下回る1株6~7ルピーの時価をベースにするよう要求、このため両社の交渉は膠着状態に陥っている。こうした中でRam Naik石油・天然ガス相は今月20日までに解決策を見出すよう両社に指示したとされる。
IOCのM A Pathan会長兼MDが先週末記者会見したところによると、同社は金融機関を通じた調査が完了し、投資する値打ちがあると判断されたならMRPL権益買収に応じる可能性がある。ビルラ・グループと最初の交渉を持った際には、デュー・ディリジェンスは行わなかった。ビルラ・グループがオファーするMRPL権益に投資の値打ちが有ると判断されたなら、金融機関を通じた調査とは別に、IOC自身も詳細な調査を実施し、方針を決めると言う。
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