2001-12-07 ArtNo.27760
◆最低自己資本US$5203万:IPCL政府持分入札
【ニューデリー】インド政府は、Indian Petrochemicals Corporation (IPCL)の26%政府持分売却入札に参加する企業の最低自己資本を250クロー(US$5203万)に設定した。
インディアン・エクスプレスが12月6日、消息筋の言として伝えたところによれば、関心を有するものは、単独もしくはコンソーシアムを組織して入札できる。コンソーシアムが組織される場合、株式資本と準備金から成るコンソーシアム・メンバーの自己資本の合計が250クロー以上なら入札が認められる。入札希望者はまた良好なビジネス/経営レコードを保持せねばならない。
インド政府はIPCLの26%のシェアとともに経営権を戦略パートナーに譲り渡す。政府は一定期限内に少なくとも別途25%のIPCLシェアを手放すが、戦略パートナーには、同処分に対する拒否権が認められ、そのことは株主協定に明記される。国内、国外の公共、民間企業は同入札に参加できる。インド政府はUBS Warburgに引き続き同入札の国際顧問の任を委ねた。
2001年3月31日現在、IPCLの59.95%のシェアはインド政府が、14.40%は金融機関が、2.39%は外国機関投資家が、2.91%は国内企業が、20.35%はその他の投資家が、それぞれ保持している。
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