SEAnews 1995-08-16 ArtNo.2776

【クアラルンプル】ショーワ・リーシング(ﾏﾚｰｼｱ)は14日、銀行シンジケートと6000万ＭドルのＧＮＩＦ(銀行保証付きﾉｰﾄ･ｲｼｭｰｱﾝｽ･ﾌｧｼﾘﾃｨｰ)契約に調印した。
さくら銀行とあさひ銀行のラブアン・オフショア支店が同ファシリティーに銀行保証を提供、マレーシアの地場金融機関が3000万Ｍドル分を引き受けた。またＤＣＭサクラとディスカウント・ハウス5社、保険会社2社からなるテンダー・パネルが組織された。マレーシア格付け機関(RAM)はサクラ銀行とあさひ銀行の保証に基づき5年ものＧＮＩＦに短期ベースでＰ1(bg)の格付けを行っている。ショーワの宇野重役(MD)によると、今年6月末時点の同社の資産は4億Ｍドルを超え、内56％が製造、12％がサービス、11％が建設、7％が運輸で占められた。マレーシア経済の順調な成長で、割賦／賃貸金融市場は今後も急速に拡大するものと見られる。また今回のファシリティーで同社の借り入れコストは軽減される見通しと言う。(MBT:8/15)