2001-12-04 ArtNo.27726
◆熱間圧延コイルの値下がりストップ、生産削減奏功?
【ニューデリー】鉄鋼業界の生産削減は世界的潮流になっており、米国では生産削減が鉄鋼産業全体の至上命令とされている。こうした中で、インド鉄鋼各社もそれぞれ生産規模の縮小を図っているもようだが、Essar Steel、Ispat Industries、Jindal Vijaynagar等、主要な熱間圧延コイル(HRC)メーカーは何れもコメントを控えている。
エコノミック・タイムズが12月3日報じたところによると、業界観測筋は生産削減が不況乗り切りの共通の手段になっていると語る。そのかい有ってか、第2四半期(2001/7-9)を通じて下降線を辿ったHRCの下げ足が止まり、ムンバイにおけるトン当たり価格は1万1300ルピー(US$235)台を推移している。
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