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2001-11-30 ArtNo.27705
◆トン当たり条鋼価格、年初以来1000ルピー下降
【コルカタ】鉄鋼製品の値下がり基調は鋼板ばかりでなく、条鋼にも波及、今年3月以来後者のトン当たり価格はほとんど1000ルピー(US$20.81)の落ち込みを見た。
ビジネス・スタンダードが11月29日報じたところによれば、民間鉄鋼会社の多くが製品ミックス中の条鋼の比率を拡大し、マージンの維持を図っていたことから、こうした値下がりの影響は大きい。ビレットのトン当たり価格は現在1万ルピー(US$208.12)前後を推移しているが、今年5月には1万2000~1万3000ルピーで取り引きされていた。またスラブは最大の値下がりを見ている。
鉄鋼業界筋によると、グジャラート震災後、鋼材価格は一時持ち直したものの、インフラ建設面における政府イニシアチブの不在から再び下降に転じた。条鋼は国際価格も下降しており、このことが国内生産者に圧力をかけている。世界の他の地域の電力コストはインドのそれを大きく下回り、また過剰設備を抱える国の業者は輸出価格を大幅に引き下げたため、輸入鋼材の価格は国産品の価格を遙かに下回っている。
一般に製品の付加価値を高めれば、利益マージンが拡大するが、インドではこうした公式は通用せず、国内鉄鋼業界は半完成品の販売を拡大し、損失の縮小を図っている。
国内の条鋼需要は1100万~1200万トン、棒鋼だけで800万トンにのぼるが、地元主要メーカーはその約30%を供給しているに過ぎない。
昨年鉄鋼製品は全体としてトン当たり2500ルピー値下がり、熱間圧延コイルのトン当たり価格は過去最低の1万1300ルピー(US$245.17)を記録した。南アフリカ、ロシア、ウクライナ、中国から流入する欠陥製品も国内鉄鋼市場に深刻な影響を与えていると言う。
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