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1995-08-16　ArtNo.2770

【シンガポール】エイサー・コンピューター・インターナショナル(ACI)はシンガポール証取(SES)の原則的認可を得、多国籍企業当地営業本部としては初めてメインボードへの上場を果たす。
消息筋によれば、台湾を拠点とするエイサー・インクのシンガポール子会社ＡＣＩの上場は差し迫っており、米ドル建てで取引される見通しだ。詳細は明らかでないが、公募により調達された資金はその積極的な域内市場進出計画に充当されるものと見られる。ＡＣＩの昨年度純益は121％増の1700万米ドルで、今年も二桁成長が見込まれており、観測筋は同社のＳＥＳ上場は時宜を得たものと評している。当地証券アナリストらは東南アジア市場における指導的なパーソナル・コンピューター会社としての声望を有するＡＣＩの株価収益率(PER)は10～15倍と予想している。(ST:8/15)

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