【ムンバイ】Ajanta Pharmaは関節炎に伴う痛みを治療する選択的阻害剤(nimesulide)の新投与システムを開発した。
ビジネス・スタンダードが11月28日報じたところによれば、アジャンタ・ファーマは“Nimlodi”と命名された薬品の国内における発売許可をインド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)から既に取得、目下特許権を申請している。ノンステロイド抗炎症薬のNimlodiは1日1回、200mgを服用すればよく、この種の徐放薬物(controlled released form)はインドでは初めてのもので、発売後12ヶ月間に10クロー(US$208万)の売上が見込まれている。
アジャンタのArvind Agrawal財務担当重役(CFO)によると、国内では、選択的阻害剤領域に強力なプレゼンスを築いている地元大手企業と共同マーケッティング契約を結ぶ計画で、欧州連合(EU)市場に売り込む機会も探っている。関節炎治療薬の世界市場は100億米ドルと見積もられ、アジャンタは、欧州市場の開拓については、欧州企業のために製造を引き受けるか、製造ライセンスを発行する可能性を検討している。国別ではイタリヤ、ドイツ、フランスに注目していると言う。