【ニューデリー】鉄鋼省は国内最大の輸出志向鉱業会社Kudremukh Iron Ore Company Ltd (KIOCL)とダクタイル管製造のKudremukh Iron & Steel Company (Kisco)の合併を検討している。
インディアン・エクスプレスが11月26日、鉄鋼省が発行した内閣通達を引用し報じたところによると、Kiscoは、KIOCL、Metallurgical & Engineering Consultants India Ltd(Mecon)、Metal Scrap Trade Corporation Ltd(MSTC)の合弁会社で、これらの企業は何れも鉄鋼省傘下の公共企業。低硫黄/低燐酸ダクタイル管を製造するために設立されたKISCOの投資額は、150クローのコスト・エスカレーションも含め300クロー(US$6251万)。
KISCOは資金不足、コーディネーションの不良、設備の不良等から赤字経営に陥っているが、キャッシュ・リッチなKIOCLと合併するなら、プロジェクトの採算が見込め、プロジェクト・コストも20クローほど縮小すると言う。