2001-11-29 ArtNo.27688
◆昨年のソフトウェア輸出会社総数、一昨年比44%増加
【ニューデリー】昨年(2000-01)のソフトウェア輸出企業総数は、一昨年(1999-2000)の1720社から2473社に44%の増加を見た。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが11月26日、電子製品/コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)の発表を引用し報じたところによると、内国税地域で営業するソフトウェア輸出企業は一昨年の237社から昨年の174社に減少した。
ESCのDK Sareen常務理事(ED)が新聞発表の中で明らかにしたところによると、輸出加工区(EPZ:Export Processing Zones)もしくはソフトウェア・テクノロジー・パーク(STP)で操業するソフトウェア輸出会社の数は一昨年の1483社から昨年の2299社に増加、ソフトウェア輸出全体に占めるSTPのシェアは一昨年の50%から昨年の72.91%に拡大した。昨年のソフトウェア輸出の56%はオン・サイト・サービス、44%はオフショア・サービスとパッケージ・ソフトウェアで占められ、全体の90%以上がオン・サイト・サービスで占められた一昨年までの状況と顕著な相違が見られた。
米国経済の後退から益々多くの企業が、インド・ソフトウェア企業のオフショア・ベースのサービスをアウトソーシングするものと予想され、オンサイト・サービスのシェア縮小は今後も続く見通しだ。
1000クロー(2.08億)以上の輸出売上を達成したソフトウェア会社の数は一昨年の2社から昨年の5社に増加、これら大手の市場シェアも15.88%から32%に拡大した。
またISO9000認定証を受領したインド・ソフトウェア企業の数は一昨年の170社から昨年の272社に増加した。
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