2001-11-29 ArtNo.27687
◆情報技術輸出、2008年には輸出総額の35%に拡大
【ニューデリー】経済全般の不振に関わらずインド政府は、情報技術(IT)産業の生産規模が現在の110億米ドルから2008年には1400億米ドルに拡大、輸出総額に占めるIT製品の比率も現在の6%から35%に拡大するとの野心的な成長目標を設定している。
ビジネス・スタンダードが11月27日報じたところによれば、情報技術省は「2008年までの産業ステータス」と題する報告書の中で以上の見通しを示している。それによると、ソフトウェア産業の売上は2008年までに195億米ドルに拡大、内輸出売上が80億米ドルを占める見通しだ。ソフトウェア産業の現在の市場規模に関するデータは存在しないが、2000-01年のハードウェアとソフトウェアを含む電子産業生産は前年の5万2450クローから6万8450クロー(US$142.63億)に30.5%の成長を見た。
この他、2008年までにはパーソナル・コンピューター(PC)の据付台数は現在の580万台から2000万台に、インターネット・サービス契約者の数は現在の200万人から17倍の3500万人に、インターネット・ユーザーの数は750万人から1億人に、固定電話の数は3300万から1億2500万に、テレビジョンの数は9800万台から2億2500万台に、それぞれ拡大する見通しと言う。
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