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2001-11-29 ArtNo.27683
◆中央監視委員会、Essar Oilの探査契約を8年ぶりに許可
【ニューデリー】中央官庁の次官クラスから成るハイ・パワーな中央監視委員会(CVC:Central Vigilance Commission)は、Essar oil Ltd(EOL)に率いられるコンソーシアムが1993年に探査開発権を取得した石油・ガス鉱区を巡り、政府が関係生産分与協定(PSC)に調印することを8年ぶりに認めた。
エコノミック・タイムズが11月26日伝えたところによれば、EOLは英国のPremier Oil及び地元のOil and Natural Gas Corporation (ONGC)と共同で、1993年にマハラシュトラ州ムンバイ沖のRatna Rシリーズ石油・ガス鉱区の採掘権を取得したが、Samajwadi党のAmar Singh議員を初めとする国会議員らが、プロジェクトの内容や手続き、さらにはプロモーターらの誠意に対する懐疑を表明したことから、生産分与協定の調印が伸び伸びになっていた。しかしCVCは10月23日付けの書簡の中で、不正を裏付ける証拠はなく、政府はPSCに調印することができるとの判断を示した。
Ram Naik石油・天然ガス相は、PTI通信のインタビューに応じ、「関係ファイルは8~10日以内に同相の下に提出される見通しで、PSCは間もなく調印される」と語った。
CVCはEssarグループの財政状況に対する疑いが提起された後、EOLの同プロジェクトへの参加の可否に見直しを加えた。CVCはそのステートメントの中で「PSCには如何なる事態にも対応可能な十分な安全対策が施されている」と付言している。
総コスト3億米ドルと見積もられるプロジェクトにEOLは50%、ONGCは40%、プレミア・オイルは10%、それぞれ出資する。当該鉱区には5億バレルの石油資源が存在し、一旦生産が開始されれば、コンソーシアムは1000クロー(US$2.08億)の年商が見込めると言う。
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