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2001-11-29 ArtNo.27681
◆ビルラ・グループ、ダブホール・パワー権益買収の意向表明
【ムンバイ】米国のエネルギー・メジャー、Enron Corporationのマハラシュトラ州Dabholにおける2184MW(メガワット)の発電プロジェクト売却ドラマは、第3のバイヤーの登場で新たな展開を見せている。
ビジネス・スタンダードが11月26日報じたところによると、債権金融機関のリーダーを務めるIndustrial Development Bank of India (IDBI)のPP Vora会長は「第3のパーティーが入札参加の意向を表明している。信頼のおける真剣な入札者であり、どのように買収資金を調達するのか、目下点検している」、「Bombay Suburban Electric Supply(BSES)とTata Power Company(TPC)は既に入札意向書の中でDabhol Power Company(DPC)の85%の権益買収価格を示唆している。両社の最終入札価格が満足の行くものでないなら第3の入札者のオファーに頼ることになる」と同紙に語った。
Vora会長は第3の入札者が誰かを明らかにしなかったが、エコノミック・タイムズは同日の紙面でAditya Vikram Birlaグループが入札意向書(EOI:expression of interest)の提出を検討していると報じており、インディアン・エクスプレスはまたBirlaグループが既にEOIを提出したと予想するとともに、ビルラ・グループがTPCと手を結ぶ可能性を示唆している。
エコノミック・タイムズによると、ビルラ・グループは1990年代に電力市場への進出を図ったが、さしたる成果を上げていない。英国のPowerGenと合弁で進めるウッタルプラデシュ州における565MWのRosa Powerプロジェクトは金融アレンジがほぼ完了したが、マドヤプラデシュ州におけるBina Powerプロジェクトに関してはエスクロー(第3者寄託金)保証がなされぬため、金融アレンジの目処が立たない状況にある。
これに対してBSESとTPCは、何れも電力事業の経験を積んでおり、両社はマハラシュトラ州電力局(MSEB)にDPC権益買収の条件としてNavi Mumbai、Thane、Pune等の一部配電管区の管理権を要求している。しかしMSEBはこの種の優良配電管区は、赤字経営の農村部配電事業を補填する役割を果たしており、もしその管理権を引き渡せば一層の経営難に陥らざるを得ないとして、極力反対しているとされる。
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