2001-11-27 ArtNo.27671
◆バジャジ、インドを川崎製モーターサイクルの輸出基地に
【ムンバイ】川崎製モーターサイクルの製造ハブとして益々重要な役割を担いつつあるBajaj Auto Ltd (BAL)は、来年末までに複数の川崎製ハイテック・バイク新モデルをインドに紹介、また2003年前後に125CCのワールド・モバイクを発売する計画だ。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが11月24日、BALのRajeev Bajaj社長及びRL Ravichandran副社長(マーケッティング担当)の言を引用し伝えたところによれば、BALは川崎製モーターサイクル世界売上の60%に貢献しており、川崎はインドを250cc以下のモーターサイクルの輸出ハブにする計画だ。
BALはまた独自開発したモーターサイクル“Pulsar”を月間1万5000台製造する能力を有し、年間12万台の販売が可能と見ている。このほど発売されたPulsarの180CCモデルは5万3896ルピー、ディスク・ブレーキ、エレクトリック・スターター付きの150CCモデルは4万8923ルピー、ディスク・ブレーキ付き150CCモデルは4万4884ルピー。同社は最終的に年間5万台のモーターサイクルを輸出する計画だが、内50%近くがPulsarで占められる見通しだ。今年度は1万5000~2万台のモーターサイクルを輸出、12月末までにインド最大のモーターサイクル輸出業者になることを目指している。
向こう12ヶ月間にサブ250CC二輪車4モデルを発売する計画のBALは、2、3ヶ月内に4ストローク・エコノミー・スクーター“Chetak”と2ストローク・スクーター“NXT-2”を、来年後半には、オートマチック・スクーター“Saffire”の125CCバージョンと、200CCのハイエンド・モーターサイクルを、それぞれ発売すると言う。
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