2001-11-27 ArtNo.27665
◆ペトロネットLNG、コーチ・ターミナルの入札提案書募集
【ムンバイ】Petronet LNG Ltd (PLL)は、ケララ州Kochiに1600クローを投じて建設する液化天然ガス(LNG)輸入ターミナルのEPC(engineering procurement and construction)契約を発注するため、今年12月末までに入札提案書(RFP:request for proposals)の提出を求める。
インディアン・エクスプレスが11月23日、PLL筋の消息として報じたところによると、年間処理能力250万トンのLNG輸入・再ガス化ターミナルの建設請負を希望する6コンソーシアムが既にリストアップされており、これらコンソーシアムにRFPの提出を求め、その後最終入札が募集される。
これらのコンソーシアムは、グジャラート州Dahejにおけるターミナルの建設に入札したものとほぼ同じ顔ぶれで、1)石川島播磨重工業-三井物産-Tata Electric Companies(TEC)-トーヨー・エンジニアリング・インディアLtd(TEIL)-BNI-伊藤忠商事チーム、2)千代田化工-Larsen and Toubro Company(L&T)チーム、3)Daelim Industrial Co-Punj Lloyd-Engineer India Ltd (EIL)-Kogasチーム、4)Technigaz of France-Sofregaz-TICBチーム、5)Initec Group of Technicas(Spain)-Indian Oil Tanking Ltd(IOTL)-SKB Buildersチームが含まれる。
Cochin Port TrustはPuthu Vypeen Islandに数haの用地を準備しており、2004年6月に完成予定の当該ターミナルの年間処理能力は、500万トンまで拡張できる。また埠頭、防波堤、各11万立米のタンク2基、蒸発システム、公益施設、オフサイト施設等も建設される。LNGはカタールのRasLaffan Liquefied Natural Gas Company (RasGas)から輸入される。
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