2001-11-23 ArtNo.27647
◆Dr Reddy's、米国Incyteとデータベース・シェアリング協定
【ムンバイ】地場製薬大手のDr Reddy's Laboratories(DRL)は米国のバイオテック企業Incyte Genomics Incと、後者の遺伝子配列(gene sequencing)や動物種に関するデータベースにアクセスする協定を結んだ。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが11月21日伝えたところによれば、両社の協定の下、DRL及びその米国における完全出資子会社Reddy USは研究目的でIncyteの遺伝子転写やDNAクローンにアクセスし、Incyteのバイオインフォマティクス技術を応用できる。
両社の共同声明の中で、DRLのAnji Reddy会長は「ゲノム・ベースの研究は新薬の開発には不可欠で、DRLの新薬開発や医療化学領域の経験とIncyteのデータベースが提供する情報を結合することにより、重要な新薬成分を発見することができる」としている。
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