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	2001-11-20 ArtNo.27632 
	◆Nicholas Piramal、海外企業買収目指す 
	【ニューデリー】地場製薬会社Nicholas Piramal India Ltd(NPIL)は、Rhone Poulencのインド子会社を買収した後、今や海外におけるより大規模な企業買収の機会を探っている。 
  エコノミック・タイムズが11月13日、消息筋の言として報じたところによれば、NPILは目下、欧州のバイオテック企業の買収交渉を進めている。NPILのトップ経営陣は既に当該企業の代表と数度にわたり会合、今や価格問題が協議の中心になっている。当該企業は十分な経営規模を備え、優良な研究開発(R&D)施設も保持している。このため買収交渉が妥結するなら、その価格はRhone Poulenc買収コスト、240クロー(US$5961万)を遙かに上回るものと見られる。 
  NPILのバイオテック・ビジネスはかなりの規模に成長しており、同社は企業買収を通じて、同領域でも主要プレーヤーになることを目指している。 
  しかしNPILのAjay Piramal会長は、エコノミック・タイムズのインタビューに対して「買収や提携を含む様々なルートを通じてバイオテック・ビジネスの拡張を目指しているが、今のところ公表できるような具体的な成果はまだない」と述べ、欧州における企業買収交渉説に関するコメントを控えた。 
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