2001-11-20 ArtNo.27624
◆ビデオコン、ビデオフォーン/プラズマTVの製造開始
【コルカタ】Videocon International Ltd(VIL)は、来年3月の商業生産を目指し、西ベンガル州Salt Lake工場におけるプラズマ・テレビジョンとビデオフォーンの試験生産を開始した。
インディアン・エクスプレスが11月17日、VILのVN Dhoot会長兼MDの言を引用し報じたところによれば、今のところ第3世代(3G)セル式ビデオフォーンは日本以外で成功した実績を持たないが、VILは東芝の技術支援下に当初月間5000ユニット、最終的に5万ユニットを製造、1ユニット1万9000ルピー(US$396)前後で販売する。当初同社はマハラシュトラ州Aurangabadの工場で同製品を製造するはずだった。
やはり東芝の支援下に製造を開始したインターネット・テレビジョンは既に成功しており、同成功に乗じて14インチと21インチのプラズマ・テレビジョンを各2万5000ルピーと5万ルピーで発売する。月間生産台数は当初の2000台から3年内に20万台に拡大される。
昨年同社はCTV250万台を生産したが、内55万台はソルトレーク工場で生産された。同社の国内CTV市場シェアは約40%で、内22%はビデオコン、11%はサンスイ、8%はアカイ・ブランドになっている。ソルトレーク工場で生産されたCTVは中国にも輸出されている。冷蔵庫、エアコン等の大型家電製品もビデオコン商標で中国市場に輸出されていると言う。
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