2001-11-19 ArtNo.27614
◆BPL、コンポーネント部門をUS$2.8億ビジネスに拡張
【バンガロール】インドの消費者用電子製品メジャー、BPL Ltdは、次期会計年度末までにコンポーネント・ビジネスの年商を1000クロー(US$2.8億)に拡張する計画だ。
インディアン・エクスプレスが11月16日伝えたところによると、BPLのAjit Nambiar会長兼MDは、同紙に以上の消息を語った。それによるとコンポーネント・ビジネスは社内用と相手先商標製造(OEM)ベースのものが50:50の比率になっているが、契約製造/契約サービス・ビジネスへの進出も計画している。このため製造施設を統合する可能性も検討している。
BPLの製造部門は、カラー・ブラウン管の製造を手掛けるBPL Display Devices、偏向ヨーク及びチューナーの製造会社Electronic Research Ltd、プラスチック部品/ツーリングのBPL Automation Ltd、プリント基板(PCB)製造のBPL Ltd 、スピーカー/変圧器のBPL Engineering Services Ltd、コンプレッサー/モーター製造のBPL Engineering Ltdの6社から成り、消費用電子製品とコンポーネントの製造が中核を成している。
カラー・テレビジョン・ブラウン管の国内最大のメーカーでもある同社は、国内のCTV会社にその製品を供給している。製造事業は同社にとって極めて重要な部門になっており、同領域の主要なプレーヤーになるためグローバル化も志向、欧州とアジア太平洋地域顧客の拡大を図っている。
BPLはまた消費者用電子製品や通信機器製造業界向けのチップ埋め込みソフトウェア及びシステムの開発を手掛けるソフトウェア・デベロプメント・センターを開設した。BPLの重心は引き続きCTV、オーディオ機器、洗濯機部門に置かれているものの、高付加価値の製品/サービスを今後一層重視して行くと言う。
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