【ムンバイ】Industrial Development Bank of India (IDBI)とIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)を初めとする金融機関は、Ispat Metallics India Ltd(IMIL)に対する146クローの未払いの融資約束額の一部を運転資金として供与する方針を決めた。
インディアン・エクスプレスが11月16日伝えたところによれば、IMILは年産200万トンの中古高炉をマハラシュトラ州Raigad県Dolviの既存施設に据え付ける計画を近く実行する。
IMILのプロジェクトは、姉妹会社Ispat Industries Ltd(ILL)の溶銑需要に応じるためのもので、融資金は運転資金として利用後、プロジェクトに再注入される。IMILは、運転資金不足に伴う高炉の低稼働率から、営業コストが相対的に高まる悪循環に陥っている。IDBIは599クローの融資約束額中494クローを、ICICIは269クローの融資額中228クローを、既にIMILに供与している。