2001-11-19 ArtNo.27606
◆金融機関、ダブホール・パワー・バイヤーに配電管区提供提案
【ムンバイ】Industrial Investment Bank of India(IIBI)に率いられる金融機関は、マハラシュトラ州政府とマハラシュトラ州電力局(MSEB)に、Enron子会社Dabhol Power Company(DPC)のバイヤーに配電管区を提供することを含む、販促パッケージを提案した。
エコノミック・タイムズが11月17日伝えたところによると、同パッケージには消費者に直接電力を販売することを認める内容も含まれている。これは最近、シンガポールで3日間にわたって行われた債権金融機関とDPC、そしてバイヤーのTata Power Ltd(TPL)及びBombay Suburban Electric Supply(BSES)との話し合いに基づいて準備されたもの。もし同提案がマハラシュトラ州政府とMSEBにより受け入れられなかった場合には、金融機関は新たな案を準備せねばならない。
金融機関筋によると、良好な収益が見込める配電管区とサード・パーティーへの電力の販売許可は、バイヤー2社により提起された買収の前提条件で、配電管区としては、Navi Mumbai、Thane、Puneの何れかに位置するものの1つが要求されたと言う。
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