2001-11-16 ArtNo.27602
◆年初3ヶ月の繊維輸入21.6%アップ、輸出22%ダウン
【ニューデリー】インドの今年初3ヶ月(2001/4-6)の繊維製品輸入は、主に数量規制が撤廃されたことから昨年同期の1億4195万米ドルから1億7265万米ドルに21.63%増加したが、その反面同期の繊維輸出は世界的な景気後退と、低競争力に災いされ26億8993万米ドルから20億9641万米ドルに22.06%下降した。
インディアン・エクスプレスが11月14日、商事情報統計総局(DGCI&S:Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)発表のデータを引用し伝えたところによれば、取り分け既成衣料品の輸入は311万米ドルから1042万米ドルに234.56%、綿糸/綿繊維の輸入は695万米ドルから1079万米ドルに55.13%、それぞれ増加した。
インドの主要な外貨獲得源でもある綿糸/綿繊維輸出は9億5330万米ドルから6億9025万米ドルに、毛糸/羊毛繊維の輸出は1688万米ドルから1357万米ドルに19.58%、綿製衣料品の輸出は10億3809万米ドルから8億4119万米ドルに18.97%、羊毛製衣料品の輸出は7039万米ドルから6157万米ドルに、12.52%、それぞれ下降した。
中国からの輸入は、繊維製品輸入全体の20.98%を占めトップ、以下アラブ首長国連邦16.18%、台湾15.67%、ネパール15.33%と続く。
繊維製品の輸出先では、米国が全体の23.46%を占めトップに立っており、他の国々のシェアは、それほど大きくないと言う。
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